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蚊媒介感染症を予防するために

これから蚊が活発に活動する季節を迎えます。
ウイルスなどの病原体に感染した人や動物の血を吸った蚊に刺されることで、さまざまな感染症にかかる恐れがあります。海外では蚊を媒介とする感染症が多く報告されており、海外で感染して帰国した人から、国内に感染が拡大することを防ぐ必要があります。また、海外へ渡航する際には、渡航前に現地での流行状況を把握し、蚊に刺されないように万全な対策をしましょう。

〇感染予防策について
 ※以下の記載は、身近な場所で発生するヒトスジシマカのようなヤブカの一種を想定した感染予防策です。

 1 蚊に刺されないようにする
   蚊はやぶや草むらに生息するため、屋外で活動するときは蚊に刺されない対策が必要です。
   また、屋内にいるときは蚊の侵入を防ぎましょう。

   ・長袖シャツ、長ズボンなどを着用して、肌の露出をしないようにしましょう。
   ・素足やサンダル履きは、できるだけ避け、足を完全に覆う靴を履きましょう。
   ・蚊は黒い服に集まりやすいので、明るい色の服を着ましょう。
   ・網戸を使用したり、扉、窓の開閉時間をなるべく短くして、蚊の侵入を防ぎましょう。
   ・虫よけ剤、蚊取り線香、蚊帳などを効果的に使用しましょう。

 2 蚊を減らす
   蚊を減らすためには、水中に生息するボウフラ(幼虫)を退治することが最も有効です。
   発生源となる小さな水たまりをつくらないようにしましょう。

   ・ジョウロ、ビニールシートなどは逆さまにしてたまっている水を除去しましょう。
    また、容器などにフタをしたり、不要なものを廃棄したりして、水がたまらないようにしましょう。
   ・植木鉢の受け皿、お墓の花立てなどは、定期的に清掃し、1週間に1度は水を入れ替えましょう。
   ・古タイヤは、コップの半分ほどの塩を入れておくとヤブカの発生を抑える効果があるといわれています。
    また、電気ドリル(鉄鋼用)で穴を開けたり、シートを被せたりして水をためないことで、ボウフラの発生を防ぐことができます。
   ・庭にあるような小さな池や水生植物の容器などには、天敵であるメダカや金魚を飼育する方法もあります。

※ 蚊の活動は概ね10月下旬頃で終息します。これらの対策は10月下旬頃までを目安に行うようにしましょう。

熊谷市健康づくり課 
048-528-0601

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  • 登録日 : 2024/08/30
  • 掲載日 : 2024/08/30
  • 変更日 : 2024/08/30
  • 総閲覧数 : 7 人
Web Access No.2119423